国際学会に参加して
国際学会に参加して
AMWCに参加してきました。
行くまでは「東京しんどいなあ。(子供預かってもらう母も高齢で文句いわれるしいやだなあ)(母がホームページ見ていませんように)」と後ろ向きなのですが、いざ行くとドーパミンがでて楽しいです。
とはいえ今回は同時通訳の人のあたりはずれがあり、ほとんど通訳機は外して聞いていたため疲れました。
学びは診療に生かしていきます。
パネルディスカッションのアメリカと日本のアンチエイジングに関する研究土台の違いは興味深かったです。
日本は長寿国家ですが日本語だけでのデータなので世界で活用できないことや
官民での協力ができていないから
病院にデータがあっても世界的な長寿データとして生かしきれない、などなど。
また感じた事はこれからはエキスパートの時代だな、と。
例えばヒアルロン酸ばかりしている先生のところにヒアルロン酸をしたい患者さんが集中する、そういう時代がきていると思います。
ただ、ヒアルロン酸だけで解決しないことってあるのでそのようなときに
次の一手を患者さんに提示できるか、も技術力になってくるとおもいます。
またこれから美容医療に参入する医師が選んでもらうためには価格しかないと思うので価格破壊も起こっているんだろうな、と思いました。
トータルで顔の造形、肌、疾患までみれるし機器も多数ある(美容外科以外)ところが自分のつよみであると思うのですが
エキスパートとして何を伸ばしていくかも考えないといけないなとおもいました。
そういう意味で来年の目標は「SNSがんばらない医。論文を書く」です。
当院は皮膚科専門医として保険診療もしっかり行っております。
美容のみの医院と異なり、無理な営業やSNS活動など行わなくても十分成り立つので
地味な下ずみ医師生活をしていた甲斐を今感じています。
何が言いたいかまとまらないですが、定期的にトップ医師によるディスカッションを聞くのは大変刺激になった2日間でした。
でも自分は時間をとって発表する時間をとるより、まだまだ診療をしたいなと思いました。