アトピー性皮膚炎、慢性痒疹、慢性じんましんの治療~生物学的製剤~
アトピー性皮膚炎、慢性痒疹、慢性じんましんの治療~生物学的製剤~
以前のホームページでも記載していたのですが消えてしまったので。
当院ではアトピー性皮膚炎や難治性の慢性じんましん、慢性痒疹に対して
生物学的製剤も選択肢として提案しています。
もちろん外用、抗アレルギー薬、漢方、それぞれ患者さんの症状にあわせて処方しています。
しかし従来の治療ではなかなか難治の患者様もおられます。
クリニックで処方することがまだ少ない生物学的製剤ですが
当院では患者さんの希望や症状に応じてミチーガ、デュピクセント、アドトラーザ、イブグリースを取り扱っています。
保険適応ですが高額医療を使用します。
それぞれ特徴があり、薬を途中で移行することもあります。
基本的には生物学的製剤は「半年以上の従来の治療で難治」であることが条件になりますので
通院していた医院の紹介状やおくすり手帳にて半年以上の治療歴があるか
確認してからの処方になり、初回に処方することができませんでした。
しかしミチーガというかゆみをメインに抑える生物学的製剤でしたら
1か月以上の難治性のアトピー性皮膚炎(外用、内服でもかゆみがおさまらない)であれば処方できます。
ですので今まで半年はまってくださいとお伝えしていたのですが
かゆみにつよいミチーガという薬から開始して、皮疹や顔のあかみなど
に強い他の生物学的製剤に移行することで
待機期間を短くすることができ、速やかに生物学的製剤による治療を開始することができます。
生物学的製剤は基本的に院長の診察にて導入開始しますので
ご希望の方は一旦保険診療でご予約いただくか
お電話にて直接お問い合わせください。