イソトレチノイン(にきび治療薬)
イソトレチノインとは
重症または難治性のニキビにお悩みの方に向けて、当院ではビタミンAに似たレチノイドの内服薬を処方しています。イソトレチノインによる効果は「皮脂分泌の抑制」「角化の正常化による毛穴の詰まり改善」「抗炎症作用」です。
海外では、中等度から重症のニキビ治療において強く推奨されており、アメリカやイギリスをはじめ多くの国で承認されていますが、日本では現在未承認のため、自費診療となります。日本人に合わせた「イソトレチノイン低用量内服療法」は、欧米の使用方法では副作用が強く出ることがあるため、副作用を軽減するよう調整されています。この治療は非常に効果的ですが、副作用を確認するために定期的な血液検査を行います。
イソトレチノインの効果
- POINT1皮脂分泌を抑制
- POINT2角化の正常化による毛穴づまりの改善
- POINT3抗炎症作用
こんな方におすすめ
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保険のニキビ治療で改善しない方
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ボコボコした塊、膿が溜まりやすい中等症~重症ニキビの方
施術概要
- 施術名
- イソトレチノイン療法
- 所要時間
- 3ヶ月を1クールとして行います
- 治療後のケア
- ■投与期間中および投与終了後、男性・女性共に6か月間、妊娠を必ず回避してください。
妊娠中、またはイソトレチノインを服用中に妊娠した場合、短期間のいかなる量であっても
胎児に先天異常、流産、早産、死産の危険性が極めて高くなります。女性の方は低用量ピル
を併用することをお勧めします。
■服用中および服用終了後、男性・女性共に6か月間は献血ができません。
血液は妊婦に使用される可能性があり、胎児がロアキュタン(イソトレチノイン)に曝露する
可能性があるためです。
■ほぼ全ての方において、口周囲が乾燥します。 - リスク・合併症
- ・口唇、口腔、鼻、眼および皮膚の乾燥(よく起こります)
・鼻出血(鼻粘膜の乾燥のため)
・骨、関節、筋肉の圧痛または硬直
・治療初期にニキビの一過性増悪(かゆみ、赤み等)
・めまい、倦怠感、疲労、頭痛
・日焼けをしやすい
(重い副作用)
肝疾患、腸疾患、悪心、嘔吐、持続性の頭痛、眼のかすみまたは視覚障害、
うつ病(うつ病が改善する報告もあります)
治療についての注意事項
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■投与期間中および投与終了後、男性・女性共に6か月間、妊娠を必ず回避してください。
妊娠中、またはイソトレチノインを服用中に妊娠した場合、短期間のいかなる量であっても胎児に先天異常、流産、早産、死産の危険性が極めて高くなります。女性の方は低用量ピルを併用することをお勧めします。 -
■服用中および服用終了後、男性・女性共に6か月間は献血ができません。血液は妊婦に使用される可能性があり、胎児がロアキュタン(イソトレチノイン)に曝露する可能性があるためです。
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■テトラサイクリン系の抗生剤(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)との併用はできません。
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■肝腎機能に異常をきたす場合がある為、1ヶ月ごとに血液検査を行います。(別途 6,050円が必要)
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以下の方は施術を受けることができません
□ 妊娠中、妊娠の計画がある、授乳中
□ 重篤な肝障害、腎障害、高脂血症、高コレステロール血症、潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患
□ うつ病、統合失調症などの精神疾患
□ ビタミンA過剰症
□ 15才未満の方、成長期で身長が伸びている方