アレルギー検査

アレルギー検査
1. 非特異的IgE検査(血液検査)
アレルギー疾患が疑われる場合、アレルギーのタイプに応じた検査が可能です。代表的な検査はIgE抗体を介したアレルギーの調査で、血液検査でIgEの量を測定し、アレルギーの有無や程度を判断します。例えば、ダニやスギに対するIgEを調べることができます。特定のアレルゲンに対するIgEを個別に調べる検査を特異的IgE検査、全体のIgEを測る検査を非特異的IgE検査と呼びます。
2. パッチテストパネル検査
接触皮膚炎をおこす原因になる成分を24種類まとめたパッチテストのセットを行っております。
専用のテープで背中や腕に48時間貼り、反応を確認します。テープを貼ってから48時間後にはがして1回目の判定を行い、数日間の間を通して複数回の判定を行った後、最終的な診断をするため、パッチテストができる曜日が限られます。貼付して2日目、3日目に判定しますので、それらが休診日とかぶらない必要があります。また、検査当日から2回目判定(3日後)を終えるまでは、パッチテスト部分(主に背中や二の腕)を濡らすことはできず、湯船に入ることはできません。あらかじめ、検査後のご予定を確認の上、検査を受けるようにしてください。
当院では、火曜日もしくは土曜日に検査を行っております。
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※ 金属アレルギー検査について
当院では、金属アレルギーの検査(パッチテスト試薬金属)を実施しておりません。
金属アレルギーの検査は、通常「パッチテスト試薬金属」(鳥居薬品)を用いて行いますが、当院ではこの試薬を取り扱っておりません。そのため、 一般的な金属アレルギー検査は対応しておりません。
ただし、以下の4種類の金属については上記に記載の「パッチテストパネルS」という検査ユニットを用いた検査が可能です。
【当院で検査可能な金属】
・ニッケル
・クロム
・金
・コバルト
※「パッチテストパネルS」は上記の金属以外にも複数の成分が含まれるユニットのため、それらの検査も同時に行うことになります。
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■ アレルギー血液検査(View39)【2025年3月時点】
1回あたりの窓口負担額(目安 3割負担の場合) 約6,900円
■ パッチテストパネル検査 【2025年3月時点】
1回あたりの窓口負担額(目安 3割負担の場合) 約5,800円
※上記金額は検査費用のみの目安です。診察料・処方料などが別途かかる場合があります。