アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは、もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリアー機能が弱い人に多く見られる、皮膚の炎症を伴う病気です。主な症状は「湿疹」と「かゆみ」で、良くなったり悪くなったりを繰り返し、なかなか治らないこと(慢性)が特徴です。一般的に、6カ月以上(乳幼児では2カ月以上)続くと慢性と判断します。
アトピー性皮膚炎は以下の治療が基本となります。
1. 皮膚バリアー機能を整える
2. 増悪因子除去
3. アレルギー反応を抑えること
今まで外用・内服で改善しなかった場合は、アトピー治療薬の生物学的製剤デュピクセンントやミチーガなどの処方も治療の選択肢と取り入れています。
また外用の使い方により効果の出方に違いがあるため、当院では外用方法の指導にも力を入れています。